む
無宗派教会
無宗派教会(non-denominational church)は、特定の宗派や教団に属していないキリスト教会のこと。ミッション系の学校や病院に併設された教会、結婚式を挙げられる海外の教会などは無宗派教会であることが多い。
ウエディングシーンにおいては、クリスチャンでなくても結婚式を挙げられる結婚式専門のチャペルをさす。ホテルや専門式場に併設されているチャペルは、ほとんどが無宗派教会であり、宗教法人ではなく所属する信者もいなければ礼拝も行っていないので、正統な教会であるとは言えないのが実情である。式次第はプロテスタントのスタイルに順ずることが多い。専属の聖職者がいないため司式者は派遣牧師になるが、大半は式場に雇われたアルバイトの外国人で本当の聖職者ではない。
▲上▼下
結び切り
結び切りとは、贈答品や封筒にかける紐の水引の結び方のひとつ。用途に応じて用いる紐の色や本数、結び方に決まりがあり、婚礼や弔事、病気見舞いなど一度きりでよいことには、ほどけない結び切り(かた結び)を用いる。入学・出産など何度あっても良いことには蝶結びを用いる。鮑(あわび、もしくはあわじとも言う)結びは、いずれにも使用できる。どれも全面中央に結び目を作る。慶事や祝事には紅白の紐、弔事や不祝事には白黒の紐を使う。紅の変わりに金を、白の変わりに銀を用いたものもある。
よって婚礼には「一度きりでよい」「生涯結ばれる」との意味で、紅白や紅銀、金銀の結び切りもしくは鮑結びを用いる。また慶事には、鶴亀や松竹梅などを形取った水引細工を組み合わせて飾りとして用いられる。
▲上▼下
六つ切り
写真の仕上がりサイズのひとつ。記念写真などによく用いられる仕上がりサイズ。印画紙を6分割したサイズなので六つ切りと呼ばれる。サイズは203mm×254mmで、紙のB5サイズ程度、L判写真を縦横2枚強並べた大きさ。
スチルカメラで使用される35mmフイルムのアスペクト比(縦横比)は3:2、一般的なデジタルカメラは4:3なので(一眼レフデジタルカメラは3:2のものが多い)、プリント時には長辺が断ち切られてしまう。長辺を長くしたワイド六つ切り(203mm×305mm程度)の仕上がりサイズもある。こちらは35mmフイルムでは全面プリント可能だが、デジタルカメラだと短辺が断ち切られてしまう。
◆
1.トップへ戻る
©ヨッピーのウェディング大辞典