結婚準備-婚約-
婚約
結婚の約束をすること。結納や両家顔合わせ、お食事会を設けて婚約とする場合が多いが、結納や婚約式をしなくても、プロポーズや二人の間の口約束だけでも婚約は成立する。婚約の証として新郎から新婦へ婚約指輪を渡したり、新婦からは時計やスーツなどを婚約記念品としてお返しする。婚約の主な形には以下のスタイルがある。
結納:日本古来からの伝統的な婚約の形。結納品を取り交わす。地方によりしきたりが異なる。
両家顔合わせ・お食事会:結納といった形式にとらわれず、両家のみ、または仲人を交えて食事会をひらく。今、一番多く行われている婚約の形。略式結納や結納金・結納品無しのケースに多く用いられる婚約のスタイル。
婚約式:キリスト教式の婚約スタイル。聖職者の立ち会いのもと、神様と参列者に婚約の誓いをたてる儀式。
婚約パーティ:欧米では婚約式の後、親しい人を招いて、カジュアルな婚約披露パーティを行うのが一般的。
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婚約記念品
婚約の印として贈る品。婚約指輪を含めて相互に贈りあう品を広く指す。品物に決まりはなく、新郎から新婦へは婚約指輪を贈るのが一般的で、新婦から新郎へのお返しは、婚約指輪の半分程度の金額で、時計やスーツなどを好みで選んで贈ることが多い。結納は行わず、婚約記念品を交換するだけのカップルも増えている。
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婚約通知
婚約した旨を周囲の人に知らせること。婚約発表。一般的に婚約通知状を出すが、最近はメールや電話で知らせる場合もある。婚約通知状を出す先は、親戚や恩師・先輩・友人・知人など。年賀状や暑中見舞いを出す範囲と考えればよい。欧米では、婚約通知状による婚約発表は常識化した方法の一つ。新聞の広告欄で発表することもある。
婚約通知状は、二人の連名もしくは両家の親の連名で出すのが原則。仲人がいる場合は一緒に明記しておいた方がよい。婚約した日付と挙式予定の時期の二つは必ず書き添える。婚約通知状の文面には特に決まりはなく、二人の人柄や個性が光るような内容で自由に書いて構わない。婚約報告と共に、今後の変わらぬ付き合いと、結婚生活へのご指導ご鞭撻のお願いを一筆添えるとよい。
婚約通知状は、通常、婚約してから6ヶ月以内に結婚する場合は必要ない。婚約期間が長くなる場合や、挙式が未定の場合は出しておいた方がいいだろう。
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婚約式
婚約式とは、キリスト教の婚約の儀式。二人は、聖職者の立ち会いのもと、神様と参列者に誓いをたて、誓約書にサインをする。日本ではあまりポピュラーな形ではないが、欧米では一般的な婚約のスタイル。婚約式の後、親しい人を招いて、カジュアルな婚約披露パーティを行うこともある。キリスト教会式で結婚式を挙げる予定の人は、教会に相談してみるといい。ホテルや式場のチャペルでも婚約式プランを設けている会場もある。

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