挙式-海外挙式-
リーガルウエディング
リーガルウエディング(legal wedding)とは、海外で現地の民法に則って結婚式を挙げること。リーガルとは「法的な、合法の」という意味。現地の役場に婚姻の記録が残り、法的な効力がある。国や州により法律が異なるため手続きも様々である。個人での手続きも可能だが、海外ウエディングプロデュース会社が手配代行してくれる。
日本から戸籍謄本を持参し、現地で提出用書類を記入して結婚証明書(マリッジライセンス:marriage license)をもらい、帰国後の入籍となる。婚姻の記録は結婚式を執り行った現地の役所に恒久的に保存され、日本の戸籍には「○○国方式により婚姻」という記録を残せる。
一方、教会でキリスト教の教義に則って行われ、未信者でも挙げられる結婚式のことをブレッシングウエディング(blessing wedding)という。この場合、現地での法的な効力は無い。事前に日本で入籍を済ませ、戸籍課で「婚姻受理証明書」を発行して持参する必要がある。
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ブレッシングウエディング
ブレッシング(blessing)とは「神様の祝福」を意味する。ブレッシングウエディングとは、キリスト教式結婚式において、聖職者がキリスト教の教義に則って結婚する二人に祝福を与えるウエディングスタイルを指す。ブレッシングウエディングには法的な効力はない。海外の正式な教会の多くでは、戸籍上夫婦となってからでないと挙式を行うことはできないため、事前に日本で入籍し、自治体に婚姻受理証明書を発行してもらう必要がある。
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同行者
海外挙式での挙式参列者(両親・親族・友人など)のこと。同行者の飛行機やホテルの予約などツアーの手配は、新郎新婦側が行うのが一般的だが、費用負担はケースバイケース。同行者の旅行費用の一部を新郎新婦が負担したり、ご祝儀は無しにして、代わりに旅行費用を同行者に負担してもらうなどの方法もある。両親の旅費については新郎新婦が負担し、親族の旅費は両親が負担する場合もある。
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現地パーティ
海外挙式先で行うパーティのこと。海外挙式に同行してくれた親族や友人と、挙式後に宴席を設ける。披露宴よりもカジュアルなパーティ。有名レストランや邸宅の庭などを借り切ったり、船上パーティなど、海外ならではのパーティも可能。海外挙式プロデュース会社にて各種プランが用意されており、現地に詳しいスタッフが様々なシチュエーションを手配してくれる。
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結婚許可証
アメリカにて結婚する際に、法定結婚式(リーガルウェディング)では、事前に婚姻許可(マリッジライセンス:marriage licenece)を自治体に申請して発行してもらう必要がある。発行には手数料が掛かるが(州によって金額は異なる)身分証明書等は必要ない。半数程度の州で血液検査や性病検査などが義務付けられている。婚姻許許可書には有効期限があり(州によって期間は異なる)、その間に結婚式を執り行わなければならない。結婚式を司式できるのは、牧師、神父、裁判官などの特定の人物に限られており、他に証人が2人必要となる。
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婚姻要件具備証明書
婚姻要件具備証明書とは、婚姻をしようとする外国人の本国の法律で定めている婚姻の成立要件(婚姻できる年齢に達している、独身であるなど)を満たしていることを証明する書類。相手国政府が証明した公的文書である。日本の戸籍制度には「外国人の戸籍」がないため、婚姻届を提出する際に、婚姻要件具備証明書が必要になる。戸籍謄本(台湾・韓国)、未婚公証書(中国)、婚姻記録不存在証明書(フィリピン)、などの文書が婚姻要件具備証明書にあたる。
婚姻要件具備証明書は、結婚相手の国の在日大使館(領事部)または領事館で発行される。婚姻要件具備証明書を取得するための必要書類は国よって異なり、本国から出生証明書や独身証明書などを取り寄せる必要のある国もあるので、必ず事前に大使館に問い合わせるようにする。
婚姻要件具備証明書など、外国語で書かれた書類を日本の役所に提出する際には、すべて日本語の対訳を付け、誰が翻訳したのかを記入しなければならない。翻訳者は本人でも構わない。
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