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シースルー
シースルー(see-through)とは、文字通り中身が透き通って見える生地の総称。オーガンジーやジョーゼット、シフォンなど、軽くて薄い織物が多い。素材は、絹、綿、毛、麻、レーヨン、ポリエステルなどが用いられる。フェミニンな雰囲気を表現できるスタイルである。シースルー生地を利用してボディーを透かせて見せるファッションは、1968年春夏のパリコレで発表され脚光を浴びる。
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シーチング
シーチング(sheeting)とは、綿の単糸を用いた広幅・粗目の平織りの綿布。 糸の太さや密度によって厚さや柔らかさ、色の数も多い。生成りの生地が、仮縫いや芯地によく使用される。他に力−テン、シーツ、カバー、裏地、家具装飾などに用いられる。シーチングとは、別名、天竺木綿(てんじくもめん)とも呼ばれる。シーツ用の生地という意味が語源。
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シェービング
シェービング(shaving)とは、顔のうぶ毛をきれいに剃ってもらうことで、挙式・披露宴当日に化粧のノリを良くする手段。一般的には式の1週間〜3日前までに剃っておくと、結婚式当日までに肌が落ち着く。肌が弱い人はテストを兼ねて早めに試すと安心。和装や背中の開いたドレスを着るときは、首筋・背中のうぶ毛も一緒に剃って貰うと良い。
剃刀の扱いは理容師の免許が必要なため普通の美容院ではできない。会場内の美容室や理容師の資格を持った人がいるサロンならうぶ毛剃りが可能。ブライダルエステなどのシェービングコースで剃ってもらえる事が多く、その際は足、背中、腕などの全身の毛も剃ってもらえる。または町の床屋・理容室にてお願いすれば格安でやってもらえる。最近では、女性専用のスペースを設けている理容室もある。
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シェイプ
宝石を上から見た時のアウトラインのことをシェイプと呼ぶ。その形状によって様々な分類、ネーミングがあり、アウトラインが丸いラウンド、楕円形のオーバル、正方形のスクエア(プリンセスカットとも呼ばれる)、舟形のマーキース、梨型のペア、ハートなどがある。婚約指輪に使われるダイヤモンドの代表的なシェイプはラウンド・ブリリアントカット。
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シェフのデモンストレーション
シェフがゲストの目の前で料理の実演をしてくれること。ステーキをフランベしたり(アルコールを注いで焼くことによって、瞬間的に炎が出る)、ローストビーフを焼くなどの調理をする、その場で寿司を握ってくれるなど。ビュッフェスタイルでゲストに取り分けてくれる演出もある。一部の会場でしかできないが、シェフの登場によって料理の格を上げることができる。
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シェフの料理説明
婚礼料理の内容や使われている素材について、シェフ自らがパーティ会場で説明してくれる。料理に重みが増すことから、有名シェフのいるホテルやレストランウェディングにて人気の演出。料理にこだわるなら、取り入れたい演出。
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司会者
披露宴の司会進行をする人。人前式の挙式進行もお願いできる。プロ司会者もしくは知人に依頼する。プロ司会者は会場を通して紹介してもらうか、フリーの司会者を外注することができる。会場によっては専属の司会者しか頼めなかったり、フリー司会者は持ち込み料金を取られる場合があるので事前に確認が必要。披露宴出席者に司会を頼む場合は持ち込み料金は発生しない。
新郎新婦のプロフィール紹介やゲストの情報、プログラムなどを事前に綿密に司会者と打ち合わせしておくと良い。プロ司会者の場合は、当日の司会進行に合わせて事前打ち合わせも込みの値段設定になっている。複数回の打ち合わせが必要になると追加料金を取られる場合もあるので注意が必要。
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式次第
式次第(しきしだい)とは、結婚式をとり行う順番。入場から退場まで、挙式の進行プログラムを記した進行表。キリスト教式の場合は列席者全員に必ず配られ、聖歌や賛美歌の歌詞も書かれている。神前式の場合は、事前に新郎新婦・両親・媒酌人に渡す(見せる)が、参列者に渡すことはまずない。キリスト教式・神前式の場合は会場で独自に用意されていることが多いが、人前式挙式の場合は手作りで用意するカップルが多い。
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ジゴ袖
ジゴ袖とは、肩口部分だけ膨らみ、肘か上腕部の下で絞られて、手首に向かって細くタイトになっているデザインの長袖のこと。アームホール(肘付けの部分)に、ギャザーやタックを寄せて膨らみを付けて袖山を作る。また、半袖のパフスリーブに、腕にフィットしたタイトスリーブを繋げたものもある。
ジゴ袖は、フランス語のマンシュ・ア・ジゴ(Manche a Gigot)のことで、ジゴは羊の脚、マンシュは袖の意。袖のシルエットが羊の脚の形に似ていることが名前の由来。英語ではレッグ・オブ・マトンスリーブ(Leg of mutton sleeve)という。
ジゴ袖の歴史は、中世に肩の部分に詰物をして高く膨らませた袖が起源。19世紀には1830年代と1990年代との2回大きな流行があったが、1990年後期以降は急速に衰退して行く。日本では1990年代のバブル期のウエディングドレスによく用いられたデザインの袖で、現在ではメイド服によく見られる。
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司婚者
結婚式を司る人。結婚式の司会・進行者。人前式の進行役や仏前式において挙式を司る僧侶・住職のことを指す。キリスト教式では司式者、神前式では神職と呼ばれる。
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司祭
カトリック教会における聖職者の位階の一つ。一般には神父という敬称で呼ばれる。プロテスタントでは牧師と呼ぶ。カトリックのキリスト教式をとり行う司式者を務める。
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司式者
結婚式を司る人。主にキリスト教式の挙式で進行役を務める聖職者を指す。カトリックは司祭(神父)、プロテスタントは牧師と呼ぶ。神前式では神職、仏前式では司婚者と呼ばれる。人前式では司式者より司会・進行役と呼ばれる場合が多い。
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使者
正式な結納を行う際に、両家を往復し結納品を取り交わす仲介者のこと。両家の近親者から互いに一人ずつ選任するのがしきたりだが、使者を立てず仲人や媒酌人が代行する場合が多い。
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試食会
披露宴で出される料理と同じものを事前に試食できるイベント。実際に食することで味やボリュームなどを検討することができる。試食会は予約制で、通常料金より安く料金設定されていることが多い。ブライダルフェアで行われるだけでなく、定期的に催している会場もある。また、試食するカップルをゲストに見立てて模擬披露宴を行う場合もある。
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支度料
和装洋装を問わず、美容着付担当者に衣裳を着せてもらい、花嫁の身支度を整えてもらうことをお支度と呼ぶ。美容着付料とも言う。それにかかる費用がお支度料で、パッケージ料金内に含まれる場合もあるが、別料金の場合は5万円程度〜。
お支度の逆にあたる、結婚式終了後に衣裳とメイクを元の状態に戻すことをお引き上げという。引き上げ料は1万円前後かかる。メイクを直してもらう場合は別料金になることもある。
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試着会
実際の婚礼衣裳を試着できるイベント。ブライダルフェアで試着のイベントが行われることが多く、その会場のレンタルドレスを下見できる。新作ドレスの発表会やファションショーが催されたり、和装の試着やヘアメイクを試せたり、撮影のサービスがある会場もある。後で衣裳の比較検討がしやすいようにカメラも持参すると良い。
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シニョン
シニョン(chignon)とは、後ろ髪を丸い形になるようにまとめたヘアアレンジ。シニヨンは、フランス語で「束髪」や「まげ」の意味し、その形から「お団子(頭)」と呼ばれる事もある。一度、根元でポニーテールのようにゴムで束ね、その束をねじりながらゴムの回りに団子状に巻き込み丸めていき、ピンで留めて仕上げる。アップスタイルの代表的なアレンジで、エレガントで清楚なイメージのまとめ髪。しっかりと固定する時には、シニョンにかぶせるシニョンキャップを使う場合もある。できたシニヨンに装飾品や生花をつけることもある。
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シビルウエディング
シビルウエディング(civil wedding)とは、法律上の婚因成立を第一主義と考えて執り行われる挙式のこと。欧米では結婚届に新郎新婦が署名することが重要なセレモニーとなっており、この伝統的な欧米スタイルを取り入れた挙式をシビルウェディングと呼ぶ。事前に婚姻届を市区町村役場に提出し、その長が発行する「婚因届受理証明書」の交付を受け、結婚式当日、挙式で二人が法律上晴れて夫婦となったことを宣言し、司式者が婚姻届受理証明書を読み上げ、参列者一同に披露する形で行われるセレモニー。宗教色が無く、場所・挙式スタイルを選ばないため、二人のウエディングテーマのイメージに合わせて結婚式を挙げられる。
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シビルウエディングミニスター
シビルウエディングミニスター(civil wedding minister)とは、全日本ブライダル協会が認定した司式者のこと。シビルウエディングの趣旨を充分に理解し、厳粛に結婚式を執り行う。全日本ブライダル協会設立は1969年に桂由美が設立したNPO法人。
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シフォン
シフォン(chiffon)とは、極めて薄手で地の透けて見える生地のこと。縦横1本ずつ交互に組み合わせた、もっとも単純な織りの平織生地。透明感があり軽くてやわらかいため、きれいなドレープが出やすい。元来は絹を用いたが、最近はシルクテイストの化繊を用いた類似のシフォンが主流。オーガンジーと似ているが、シフォンはやわらかい素材が用いられている。
風合いの上品さが珍重され、ウェディングドレスやボリュームスカートによく用いられる。シフォンのように薄く透き通った生地を例える際に「シフォン・○○○(生地名)」と形容詞的に使われることもある。
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シャーリング
シャーリング(shirring)とは、適度な間隔を開けて何段かにミシンで布を縫い、下糸を引っ張ってギャザーを寄せる技法。立体的な陰影をつくる装飾的な技法で優雅な雰囲気が出せる。「シャー」とは、ひだをつけるという意味。下糸にゴムを使うこともある。
シャーリングは、3つの技法がある。ミシンで布を縫い、下糸を引いてギャザーをよせるミシンシャーリング。ピンキングしながら縫い縮めていくつまみシャーリング。布の折山にコードをはさんでぐし縫いをしてギャザーを寄せるコーディドシャーリングの3種類。
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ジャカード
変化編や柄編装置を備えた織機を総称してジャカード(jacquard)織機と呼び、それらを使って編んだ織物をジャカード(jaquard)という。立体的で複雑な織り方ができるのが特徴。横に幅の広いうねがあり、それが絵が浮き上がる模様のように見える生地。ネクタイによく用いられている。編地は無地柄編地と色柄編地があり、無地柄編地は凹凸、粗密などの変化を組み合わせて模様を作る。色模様編地は多種の色糸を使って編み込み、様々な柄を表現する。大柄なものをジャカード、中間をセミ・ジャカード、またはインターメディエート・ジャカードと呼ぶ。
ジャカード織の起源は、フランス人発明家のジョセフ・マリア・ジャカール(Joseph Marie Jacquard;1752-1834)が1806年に考案した織機(ジャカード機)で織った織物のこと。織機の原理は、紙に穴を開け、縦糸に上下開口の命令を送り、縦糸の操作を穴によって行う。この二進法の原理方式が、コンピューターの発明の元となる。
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写真撮影
結婚式を記念として残すもの。大きくスナップ写真と記念写真の二つの撮影形態がある。スナップ写真は挙式や披露宴を普通のスチルカメラで撮影することで、スナップ写真は2〜300カット撮影するのが一般的。また、スタジオ(写真室・写場という)で中版カメラで撮る写真を記念写真と呼び、新郎新婦の2ショットを2〜3カット、新郎新婦の家族、両家親族の集合写真を撮るのが一般的。
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赤口(しゃっこう)
赤口(しゃっこう)とは、六輝(六曜)のひとつ。陰陽道の「赤目日(しゃくぜつにち)」という「余計なことを言って疑いをかけられる」という意味の凶日に由来する。一般的に厄日とされ、何事も避けたほうが無難な日。特に祝い事には大凶とされている。午(うま)の刻(正午を中心とする2時間:11時〜13時まで)のみ吉で、それ以外は凶とされる。赤口神という鬼神が人々を悩ます日といわれることから厄日とされる。赤口神が休むという午の刻だけが吉とされる。赤は血や火を連想するため、火の元や怪我に注意しろともいわれる。六曜の中では唯一名称が変わっていない。「しゃっく」「じゃっく」「じゃっこう」「せきぐち」とも読む。
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シャボン玉シャワー
→バブルシャワー
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謝礼
1.仲人・媒酌人などお世話になった人へのお礼として渡すお金。媒酌人をお願いした場合は、10〜20万円というのが一般的。
2.結婚紹介所を介して結婚相手を紹介してもらい、成婚した際に発生する費用を謝礼と呼ぶ。
3.街の教会で結婚式を挙げる際の費用のことを謝礼と呼ぶ場合がある。装花や聖歌隊、牧師への謝礼を献金として支払う。
結婚式当日、挙式披露宴に係わる人へ渡す謝礼は心付けという。
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シャワーブーケ
シャワーから出る水の流れをイメージしたスタイルのブーケ。水が降り注ぐような躍動感があり、ボリュームいっぱいに花が四方に広がるシルエット。軽い小花や動きのあるグリーン(花の茎・つる性の植物・リボン葉物など)で放射状にラインをつくり自然の動きを出す。手に持って歩くと、動きに合わせてふんわり揺れる花たちが、優雅で愛らしく軽快な感じを作り出す。使う花によって豪華にも、キュートにもなる。幸せがシャワーのように絶え間なく降り注ぐようにとの願いが込められている。比較的どんなドレスにも合うが、ウエストからふんわりと広がった優しいシルエットのドレスと相性が良い。
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シャンタン
シャンタン(shantemps)とは、縦に生糸(シルク)、横に玉糸や絹紡糸を用いた平織物。横糸の太さが均一でなく所々太い所(スラブ)があるため、縦方向に不規則に長い畝(節のような)凹凸があり、適度なムラ感が表現され、まるで紬のような地模様が表れるのが特長。これが逆にシルクの光沢と相まって独特の風合いと張りを持たせる。抑え目の光沢感と落ち着いた上品なイメージ、高級感と野趣味という両極の風合いを持つ独特の個性的な織物。衣擦れ(布がしゃりしゃりと擦れ合う音)が心地よいのもシャンタンの魅力。
シャンタンとは、中国山東省(シャンタン省)で昔から良く取れたシルク織物の一種 の山東絹(さんとうぎぬ)が語源。元々は柞蚕糸と呼ぶ中国原産の野蚕の糸を手織りにした木乍蚕(さくさん)絹を指す。現在はフルシルク以外にも、綿・レーヨン・ナイロンなどで、横糸に節糸を用いて茶あるいは黄褐色に仕上げ、木乍蚕糸使いのような外観と感触をもたせたシャンタンもある。フォーマル、ドレス、スーツ、ブラウス、シャツから、バック等の小物やインテリアファブリックに至るまで非常に使用用途が高い素材。シルエット的には、構築的でモダンなデザインに相応しい生地だが、フレアをたっぷりとれば美しい優雅なドレープ感も表現できる生地厚がある。
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シャンパンサーベル
シャンパンサーベル(champagne saber)とは、サーベル(刀)でシャンパンボトルの口をカットする演出。中世フランスの海軍の出航出初め式で行われていた儀式で、船長のサーベルでシャンパンの首の部分を切り落とし、航海の無事と戦いの勝利を願って祈ったことが起源とされる。結婚を新しい船出と見たて、ソムリエもしくは新郎が空けたシャンパンで乾杯をする。シャンパンサーベラ−ジュともいう。
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シャンパンタワー
→シャンパンピラミッド
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シャンパントースト
シャンパントースト(champagne toast)とは、直訳すればシャンパンでの乾杯。ゲストにシャンパンのグラスを満たしてもらい、新郎新婦が乾杯(トースト)すること。欧米に伝わる、新郎新婦の幸せと健康を願う意味が込められた儀式。新郎新婦が腕を交差させた姿勢で自らのグラスのシャンパンを飲み干す演出もある。シャンパンにフルーツや花びらを浮かばせることもある。
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シャンパンピラミッド
シャンパンピラミッド(champagne pyramid)とは、シャンパングラスをピラミッド上に積み上げ、一番上のグラスからシャンパンを注いで、順々に溢れて下まで流れ落ちる様子を見せる演出。シャンパンを注ぐ役を新郎新婦が務め、注がれたシャンパンはゲストにも振る舞われる。光の演出と組み合わせるとグラスが輝いてさらにきれいに見える人気の演出。クープ型というシャンパングラスを使用する。シャンパンタワーとも言う。
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ジューン・ブライド
ジューンブライド(june bride)を直訳すると6月の花嫁、6月の結婚。欧米では古くから6月に結婚すると生涯幸せな結婚生活ができるという言い伝えがある。
ギリシャ神話の主神ゼウスのお妃ヘラ(ローマ名ユノ、英語名Juno)という女神が由来。ヘラは最高位の女神で、結婚・出産を司り、家庭・女性・子どもの守護神と云われている。ヘラが守護している月が6月のため、英語で6月がJuneとなった。また、ヘラを祭る祭礼が6月1日に催されたことから、結婚式を6月に挙げと女神ヘラの加護を受けて生涯幸せになれると云われる習慣ができたとされる。
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シュガーケーキ
固く焼いたフルーツケーキをシュガーペーストでコーティングしたケーキ。イギリスの伝統的なケーキで日持ちがよい。食べるだけでなく、上段を記念日に取っておくなどの習慣もあるケーキ。
イギリスにおける正式なウェディングケーキは熟成したフルーツをたっぷり入れて焼いたフルーツケーキにマジパンとシュガーペーストをかぶせて、シュガークラフトでさらにドレスアップした、三段仕立てのシュガーケーキ。1段目を当日の披露宴の列席者に振る舞い。2段目を当日出席できなかった人たちに振る舞い幸せをおすそ分け。3段目は保存しておき、初めての子供が産まれた時に食べるとも、一年目の結婚記念日に食べるとも言われている。
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宿泊税
宿泊税とは、東京都内のホテルまたは旅館に宿泊をした際、1人1泊の宿泊料金が1万円以上の場合に課税される。ツインルームなどの1室に2人以上で宿泊する場合には、1人当たりの宿泊料金に換算して判断する。税率は、宿泊料金(1人1泊)10,000円以上15,000円未満の場合は100円、15,000円以上の場合は200円が課税される。
海外の都市でも、宿泊税、ホテル税、滞在税等の名称で同種の税を負担してもらう例がある。例えば、ニューヨーク市ではホテル客室占有税として宿泊料金の5%に加え、宿泊料金に応じて最高2ドルまでが課税される。パリ市では滞在税としてホテルのランクに応じて100円程度、香港ではホテル宿泊税として宿泊料金の3%、シンガポールではホテル税として宿泊料金の1%が、それぞれ課税される。
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宿泊予約
結婚式に遠方から出席するゲストのために宿泊の用意をする。基本的に日帰りが不可能なゲストに用意する。ホテルウェディングならゲストの宿泊に特典割引きがあることが多い。ゲストの室料は両家で負担し、朝食もつける場合が多い。宿泊は早めに手配し、事前にゲストにその旨を伝えておくと良い。
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出張メイク
式場専属のヘアメイクを利用せず、外部スタッフを独自に手配し、出張形式で挙式・披露宴当日のヘアメイクを行うこと。ホテルや専門式場の場合、施設内の美容院は使えないことが多いので、別に客室を取るなど場所を確保する必要がある。
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出張料
カメラマン・ヘアメイク・司会・演奏者などに外部の業者を利用する際に、式場までの距離が遠距離の場合、交通費として出張料金が発生する場合がある。事前に確認しておくとよい。
また、挙式と披露宴会場、二次会会場の場所が異なる場合、カメラマンやヘアメイクの移動が必要になり、移動費用や拘束時間代などの諸経費として出張料金がかかる。


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