演出-挙式-

ブーケトス
ブーケトス(bouquet toss)とは、挙式後、花嫁が後ろ向きになって、未婚女性のゲストに向かって背中越しにブーケを投げる演出。欧米の習慣で、ブーケを受け取った女性は次の花嫁になれると言われており、幸福のバトンタッチの意味をもっている。ブーケトスには、ウエディングドレスに用いるブーケとは別に、ブーケとス用にミニブーケを用意する。
また、花婿が花嫁のガーターベルトを取って、未婚の男性ゲストにめがけて後ろ向きで投げる。ガーターを取った男性は次の花婿になれる、というのがガータートスで、ブーケトスの男性版のイベント。
ブーケトスの由来はいくつか説があるが、14世紀頃のイギリスの風習が起源とされる。結婚式の参列者たちが祝福にあやかりたいと、花嫁のドレスを引っ張ったり、ブーケの花や小物を取ったりしたので、花嫁はその予防策としてブーケを投げるようになったといわれている。それが転じて、幸せのお裾分けとして何かを投げる習慣となり、ブーケトスやガータートスになった。
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ブーケ・ブートニア・セレモニー
ブーケ・ブートニア・セレモニー(bouque tboutonniere ceremony)とは、新郎から新婦へブーケを差し出し、新婦はそのブーケの中から一輪の花を抜き取り、ブートニアとして新郎の胸に挿すセレモニー。あらかじめゲストに花を配っておき、新郎は皆から花を集めてブーケを作ったり、ブーケを新婦へ渡す際にプロポーズをするなどの演出を行うこともある。同様の演出に12本のバラを花束にしたダーズンローズがある。
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ガータートス
ガータートス(garter toss)とは、挙式の後に、花婿が花嫁のガーターベルトを取って、未婚の男性ゲストにめがけて後ろ向きで投げる。ガーターを取った男性は次の花婿になれるという欧米の風習。花嫁がブーケを投げる「ブーケトス」の男性版のイベント。昔、イングランドでは花婿の友人達が悪ふざけで二人の寝室に忍び込み、忍び込んだ証しとして、花嫁のガーターベルトを取ったといわれている。ガーターベルトは片側しか投げず、もう片方は子供が生まれたらヘアバンドに使ったりする。
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フラワーシャワー
フラワーシャワー(flower shower)とは、キリスト教式挙式の終了後、教会の外に出てくる際、もしくはバージンロードを退場する際に、新郎新婦に向けて列席者が花びらを蒔いて祝福するセレモニーのこと。花の香りによって辺りを清め、幸せを妬む悪魔から二人を守る意味がある。フラワーシャワーに使う花は特に決まっておらず、好きな花材を選んでよい。フラワーシャワー用の造花の花びらもあり、日本では一般的に生花よりも造花を使用する場合が多い。
フラワーシャワーの演出を禁じている会場もあるので事前に確認が必要。独立型チャペルのある会場では可能な場合が多いが、館内に併設されたチャペルでは難しい。欧米には同様に、新郎新婦の幸せを願って何かを振り掛ける習慣があり、お米を蒔くライスシャワーやペーパーシャワー、シャボン玉を吹きかけるバブルシャワーなどもある。
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ライスシャワー
ライスシャワー(rice shower)とは、教会式での挙式終了後に、教会・チャペルの外に出て来る新郎新婦に、ゲストがライス(お米)を降り注ぐセレモニーのこと。米は豊潤な恵みと子孫繁栄の象徴とされ、新郎新婦のこれからの人生が豊かさと子宝に恵まれることを願った欧米の伝統的な風習である。
欧米には同様に、新郎新婦の幸せを願って何かを振り掛ける習慣があり、花びらを蒔くフラワーシャワーや紙ふぶきを舞うペーパーシャワーなどがある。最近ではシャボン玉を吹きかけるバブルシャワー、風船を飛ばすバルーンリリースなどの新しいセレモニースタイルも考案され人気を博している。
セレモニー後の後始末に手間がかかるため、会場によってはライスシャワーなどの演出を禁止しているところもあるので事前に確認しておくと良い。最近はゲストが蒔いた後に散らからず拾って持ち帰られるように、お米をまとめて小さな紙やチュールなどでラッピングしたものもある。
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バブルシャワー
結婚式を挙げた後、チャペルから退場する新郎新婦に向けてシャボン玉を飛ばして祝う演出。ゲスト一人一人がシャボン玉を吹き飛ばす場合が多いが、機械を利用して一気に舞わせることもある。ウエディング用のバブルシャワーは服についてもシミにならないものを使用していることが多く安心です。シャボンの液体ボトルは、教会やウエディングケーキを模ったミニチュアボトルもあり人気です。
シャボン玉は自然に消滅するため、後片付けの手間も無く、フラワーシャワーやライスシャワーを禁じている会場でも、バブルシャワーは許可しているところもある。バブルシャワーは和製英語( bubble+shower)。シャボン玉シャワーやレインボーシャワーなどともいう。
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バルーンリリース
挙式後に、ゲストにバルーンを持ってもらい、掛け声でいっせいにバルーンを空へ放つ演出。色鮮やかなバルーンが空に舞い上がる華やかな演出。ガーデンウエディングなどの開放的な空間で行うと映える。
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バルーンカット
大きなバルーンの中に小さなバルーンを沢山入れておき、新郎新婦が大きなバルーンをカット(針先のついた棒で突く)して、中のバルーンを飛ばす演出。開放的なガーデンウエディングや外式チャペルなどのアウトドアのロケーションに適した演出。一部のバルーンに飛ばないように重しをつけて拾えるようにしておき、中に当たりくじを入れてゲストに楽しんで貰う演出もできる。
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キャンドルロード
チャペルのエントランスやガーデンなどにキャンドルを列に並べてレイアウトしたり、ゲストがキャンドルを手に持って列になったりして、炎の光の道を作ること。キャンドルの光に照らされながら、新郎新婦が入退場する幻想的な演出。ナイトウエディングや披露宴で照明を暗くして行われる。

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