演出-披露宴@-

演出
結婚式、披露宴で行うイベントのこと。2人らしさを表す手段でオリジナルウエディングを彩る。近年様々な趣向を凝らした演出がある。ゲストも一緒に楽しめるゲスト参加型の演出やゲームも人気で場が和み盛り上がる。
代表的な演出:キリスト教式挙式ではブーケトス、ブーケブルズ、ガータートスなど。退場時にはフラワーシャワー、ライスシャワー、バブルシャワー、バルーンリリースなど。披露宴では、お色直し後の再入場時にキャンドルサービスやワインサーブ、ゲストとの写真撮影などをしながら各ゲストテーブルを回る。ケーキカット時にはファーストバイトやゲストによる生ケーキ飾りつけ、ラッキードラジェなど。披露宴お開き時の両親への体重ベア・花束贈呈、花嫁の手紙など。
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余興
披露宴やパーティ、二次会などで行われるお祝いの演出。新郎新婦への歌や演奏を行ったり、コントやゲーム、スライドショーなどで盛り上げる。最近のオリジナルウエディングの流行に合わせて余興も趣向を凝らせたものが増えている。友人や同僚などに頼むことが多いが、プロの演奏家やゴスペル歌手などを手配してもよい。
披露宴の内容は、披露式と宴で構成されている。披露式は新郎新婦の紹介、挨拶、来賓の祝辞、ケーキカット、乾杯までの新郎新婦を披露する儀式。乾杯の後、料理が運ばれゲストをもてなす宴となり、ここで余興が行われる。
男性側のゲストの中には下ネタや暴露ネタなどを含んだ余興を出してくる人たちもいるので、場の雰囲気や流れを壊さないように、人選や内容には注意をしたほうが良い。
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ケーキカット
ウエディングケーキに新郎新婦が入刀する演出。披露宴定番の演出で格好のシャッターチャンスでもある。セレモニー用の大きなケーキはケーキカットの部分だけクリームになっている。生ケーキはケーキカット後、デザートとしてゲストに振舞われる。セレモニー用ナイフやケーキ周囲の装花は別料金になることが多い。乾杯の前に行われることが多いのは、ケーキカットのセレモニー後にゲストが写真撮影をしている間にスタッフがシャンパンを注いで回るためでもある。
ケーキカットは結婚した二人が最初にする共同作業と言う意味と、結婚を祝ってくれた皆様への幸せのお裾分けと言う意味が込められている。ケーキカットは、二人の人生の幸福を切り開くという縁起を担いだという意味もある。カットは「切る」だが、忌み言葉のため「入刀」と置き換えている。
ケーキカットの由来は大きく二つある。古代ギリシャ時代、貧しいカップルが食べ物に困り一つのパンを分かち合い、永遠の愛を誓った逸話から、将来食べるのに困らないようにとの願いを込めたという説。もう一つはアメリカの小さな町の習慣で、花嫁がクッキーを焼き、新郎と客たちに振舞い「私は結婚できますよね」と料理の腕を見せたと言う説。
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ケーキサーブ
新郎新婦が切り分けたケーキをゲストにサーブする演出。ウエディングケーキを入刀した後、デザートビュッフェで行われることが多い。一般的に、スタッフが人数分のカットを済ませ、サーブのみを新郎新婦が行う。ゲストには新郎新婦のもとへケーキを取りに来てもらう。配る際にゲスト一人一人とコミュニケーションが図れて、ゲストも席を立ついい機会になる。
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ケーキデコレーション
ゲストにウエディングケーキをデコレーションしてもらう演出。生ケーキ限定。土台だけで未完成のウエディングケーキを用意しておき、披露宴開始前や中座時などに、ゲストの手で飾り付けをしてもらう。新郎新婦がケーキカットした後は、デザートとしてゲストに振舞われる。飾り付けにはフルーツやチョコペンなどが使われる。
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ファーストバイト
ファーストバイト(first bite)とは、ケーキカットの後で、カットしたケーキの一切れを新郎新婦が互いに食べさせあう演出。欧米で古くから行われている習慣が伝わったもの。バイトとは英語で「かじる」という意味。
新郎から新婦への一口は「一生食べるものに困らせないから」、新婦から新郎への一口は「一生おいしいものを作ってあげる」との意味が込められている。「ケーキシェアリング」「ファーストイーティング」ともいう。
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ケーキシェアリング
→ファーストバイト
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スウィートサプライズ
スウィートサプライズ(sweet surprise)とは、デザートのケーキの中に、ドラジェなどを数個仕込んでおき、当たったゲストにプレゼントを渡したりスピーチを頼むなどをする演出。当たった人は幸せになれるという欧米のジンクス。ドラジェを仕込むものをラッキードラジェ、インゲン豆などの豆を仕込むものをラッキービーンズと呼ぶ。ドラジェやビーンズ入りのケーキは会場またはケーキショップに事前に依頼する。生ケーキのウエディングケーキにも、コースのデザートにも仕込むことができる。
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ケーキチャーム
チャーム(charm)とは本来魔除け、お守りを意味する。小指の先ほどの大きさの金属製のミニチュア。チャームには数多くの形があり、それぞれに意味を含ませてお守りとして使われる。
ケーキチャームとは、欧米に古くから伝わる結婚式の演出のひとつ。ウエディングケーキの下にリボンに通したチャームを置き、ゲストが順に引き将来を占うゲーム。参加者は主に未婚の女性のゲストの中から選ばれる。新郎新婦がケーキカットをする前に行われる場合が多い。ラッキーチャーム、ケーキブルズと呼ばれることもある。
当たりのチャームを選んでおき、引き当てたゲストにプレゼントを贈る演出もできる。ケーキチャームで使用したチャームは、ゲストにお土産として持ち帰って頂ける。ケーキチャームと同様の演出に、ラッキードラジェやスウィートサプライズ、ブーケブルズなどもある。
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ラッキーチャーム
チャーム(charm)とは小指の先ほどの大きさの金属製のミニチュアで、本来魔除け、お守りを意味する。チャームには数多くの形があり、それぞれに意味を含ませてお守りとして使われる。ラッキーチャームは幸運のお守りのことだが、ウエディングシーンではケーキチャームの演出のことをラッキーチャームと呼ぶことがある。
ケーキチャームとは、欧米に古くから伝わる結婚式の演出のひとつ。ウエディングケーキの下にリボンに通したチャームを置き、ゲストが順に引き将来を占うゲーム。参加者は主に未婚の女性のゲストの中から選ばれる。新郎新婦がケーキカットをする前に行われる場合が多い。
当たりのチャームを選んでおき、引き当てたゲストにプレゼントを贈る演出もできる。ケーキチャームで使用したチャームは、ゲストにお土産として持ち帰って頂ける。ケーキチャームと同様の演出に、ラッキードラジェやブーケブルズなどもある。
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ラッキードラジェ
ラッキードラジェ(lucky dragee)とは、デザートのケーキの中にドラジェなどを数個仕込んでおき、当たったゲストにプレゼントを渡したりスピーチを頼むなどをする演出。当たった人は幸せになれるという欧米のジンクス。
本来、ドラジェを仕込むものをラッキードラジェ、インゲン豆などの豆を仕込むものをラッキービーンズと呼ぶが、何か当たりの入ったケーキやプチギフトのことを広くラッキードラジェと呼ぶ場合が多い。ドラジェやビーンズ入りのケーキは会場またはケーキショップに事前に依頼する。生ケーキのウエディングケーキにも、コースのデザートにも仕込むことができる。スイートサプライズとも呼ばれる。
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ラッキービーンズ
ラッキービーンズ(lucky beans)とは、デザートのケーキの中に「ラッキービーンズ」と呼ばれるインゲン豆を数個仕込んでおき、当たったゲストにプレゼントを渡したりスピーチを頼むなどをする演出。当たった人は幸せになれるという欧米のジンクス。
ビーンズは豆だけでなく、ドラジェや飴など広くお菓子全般を指す場合も多く、当たりの入ったケーキやプチギフトの演出を広く意味してラッキービーンズということもある。
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キャンドルサービス
キャンドルサービスとは、新郎新婦が火の点いたトーチを手にゲストの各テーブルを回り、卓上のキャンドルに火を点していくセレモニー。お色直しの後の再入場の際によく行われる定番の演出。ゲストに挨拶をして回り、写真撮影など触れ合うことができる。最後にメインテーブルサイドの大きなキャンドル(メモリアルキャンドル)に点灯する。最近は、花火のようなスパークキャンドルや、ピラミッド状のキャンドルを使うなどのバリエーションや、混ぜると発光する液体を注いでいく演出もある。メモリアルキャンドルは式終了後に記念にもらうことが出来る場合もあり、毎年結婚記念日に灯していけるように年数のメモリが付いていることが多い。
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キャンドルリレー
ゲストがキャンドルの灯を繋いでいき、最後に新郎新婦が灯をもらってメインキャンドルに点火するセレモニーのこと。一人一人リレーのように火を伝えていくことからキャンドルリレーと呼ばれる。リレーキャンドルともいう。
あらかじめゲスト全員にキャンドルを配っておき、新郎新婦は親しい友人(もしくは会場スタッフ)からリレー用の種火を受け取る。新郎新婦はゲストのテーブルまで進み、各テーブルの代表一人に灯火を差し出す。点火後、新郎新婦は次のテーブルへ移り、繰り返す。灯を点された代表は隣の席の方へ点火し、順々に灯火がテーブル中にリレーされて行く。すべてのテーブルに火が灯った後、新郎新婦はゲストの代表から灯火をトーチに受け取り、メインキャンドルを点火する。
もしくは新郎新婦の母親のキャンドルを種火としてゲストにリレーしていくやり方もある。これはユニティキャンドルと同様に火は新郎新婦を意味し、母親から産まれた命が親元を離れ、多くの人々に出会い影響を受け、そして出会い一つとなり、これから新しい家族を作ることを象徴している。
最後に「幸せを願って」全員がキャンドルの灯を吹き消す。キャンドルの灯火を「吹き消すこと」は「願いを封じ込める」という意味が込められている。残ったキャンドルは引き出物としてゲストに持ち帰り頂き、ご自宅にて再び火を灯して幸せのおすそ分けをお楽しんで頂くことが出来る。
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アクアイリュージョン
アクアイリュージョンとは、二種類の液体を混ぜることによって起こる科学反応を利用した幻想的な演出。透明な液体をもう一つの液体が入ったところに入れると、綺麗にブルーに発色する。ゲストテーブルに置いたり、シャンパンタワーの変わりに用いたりする。アクアファンタジア、ルミファンタジア、シュクレファンタジー、アクアキャンドルなどと会場によって呼び名も様々。
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アクアキャンドル
アクアキャンドル(aqua candle)とは、水を入れたガラス器に、キャンドルを浮かべたもの。高砂テーブルやメインキャンドルの周りに飾ったり、ガーデンパーティーにも幅広く用いられる。二種類の液体を混ぜることによって起こる科学反応を利用したアクアイリュージョンのことをアクアキャンドルと呼ぶ場合もある。
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ルミファンタジア
ルミファンタジア(lumi-fantasia)とは、二種類の液体を混ぜることによって起こる科学反応を利用した幻想的な演出。透明な液体をもう一つの液体が入ったところに入れると、綺麗にブルーに発色する。ゲストテーブルに置いたり、シャンパンタワーの変わりに用いたりする。アクアファンタジア、アクアイリュージョン、シュクレファンタジー、アクアキャンドルなどと会場によって呼び名も様々。ルミファンタジアは、「光る、輝く」という意味のルミナス(luminous)と、「幻想曲」の意味のファンタジアの造語。
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オープンギフト
オープンギフトとは、ゲストに用意した引出物を受付や披露宴会場に開いておくこ。 引出物はパーティの最後に渡すのが一般的だが、発想転換して装飾のひとつとして演出に活用する。簡単にできるのは、レセプションにドラジェを飾っておくこと。組み立てるとウェルカムボードとして使えるものや、ウエディングケーキ型のドラジェセットなどもある。ゲストが持ち帰れる箸や箸置き、席札ワインや席札グラスなどを、テーブルコーディネートに添えることもオープンギフトの一つと言える。
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シャンパントースト
シャンパントースト(champagne toast)とは、直訳すればシャンパンでの乾杯。ゲストにシャンパンのグラスを満たしてもらい、新郎新婦が乾杯(トースト)すること。欧米に伝わる、新郎新婦の幸せと健康を願う意味が込められた儀式。新郎新婦が腕を交差させた姿勢で自らのグラスのシャンパンを飲み干す演出もある。シャンパンにフルーツや花びらを浮かばせることもある。
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シャンパンサーベル
シャンパンサーベル(champagne saber)とは、サーベル(刀)でシャンパンボトルの口をカットする演出。中世フランスの海軍の出航出初め式で行われていた儀式で、船長のサーベルでシャンパンの首の部分を切り落とし、航海の無事と戦いの勝利を願って祈ったことが起源とされる。結婚を新しい船出と見たて、ソムリエもしくは新郎が空けたシャンパンで乾杯をする。シャンパンサーベラ−ジュともいう。
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クロスハンド
二人の人が腕を交差して飲む乾杯のこと。披露宴の乾杯時に、新郎新婦がお互いシャンパングラスを持ったまま、互いの手をクロスさせて自分のグラスを口にする演出。
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ビールサーブ
野球場などで売り子が背負っているランドセル型ビールタンクを新郎が背負い、ゲストにビールを注いで回る演出。ゲストとの会話を楽しんだり、一緒に写真を撮ったりできる。新婦は新郎と一緒に回りながらゲストに挨拶したり、おつまみを配ったりする。お色直し後の新郎新婦再入場の際に行われることが多い。少人数での披露宴、レストランウエディングやカジュアルなパーティなどに適している。ビールタンクはビール樽に運搬用のショルダー一式を合わせると15〜20kgにもなるため、新郎は体力が必要である。


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