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主賓
披露宴でメインとなるゲストのことで、来賓を代表する立場の人。勤務先の上司や学生時代の恩師など、社会的地位の高い人にお願いすることが多い。新郎側、新婦側それぞれに一人づつ招待するのが一般的。最初に祝辞のスピーチを述べてもらう。主賓は上席に座って頂くのが礼儀。会場のテーブルレイアウトにより異なるが、高砂に最も近い場所が上席となる。一般的に主賓の祝辞に続いてケーキカット、乾杯の流れになる。乾杯は準主賓の人に音頭を取ってもらうことが多い。
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主賓席
上司や恩師などのメインとなるゲストの席。披露宴会場の上席に位置する。会場のテーブルレイアウトにより異なるが、新郎新婦のいる高砂に最も近いテーブルの中央が上席となる。
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承認
人前式結婚式では、結婚の誓いを宗教に関係なく、列席者全員の前で永遠の愛を誓い、列席者が二人の結婚を承認することになる。牧師や司祭、神主に代わる存在として、司式者や立会人代表が結婚の宣誓を執り行う。人前式は特に決められた儀式も式次第もないスタイルで、自由に二人らしさを表現できるため、承認方法も拍手をしたり、クラッカーをならしたり、ベルをならしたりと様々な工夫がなされる。人前結婚式においては、列席者は単なる「お客様」ではなく「立会人」であり「証人」となる。列席者には事前に立会人となることや承認の流れを伝えておくとよい。
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招待状
結婚式に招くためにゲストに事前に送る案内状。招待状には、披露宴の日時や場所などを明記した招待状に加え、挙式の案内・切手を貼った出欠確認の返信はがきや、会場案内地図、必要によって駐車場や交通手段の案内・時刻表、宿泊施設や着付等の案内も同封する。招待状は披露宴の招待状で、挙式は付箋で別途案内をするのが正式。祝辞・余興の依頼者には、事前ににその旨を伝えておき、招待状に付箋を同封する。カジュアルなパーティの場合は趣旨も伝えておく。また、遠隔地からのゲストには、交通費などこちらの心づもりを伝えておくとよい。
差出人は、新郎新婦名で出す場合と、両家親の連名で出す場合がある。差出人が結婚式の主催者となるため、披露宴の最後の挨拶(謝辞)をするのは差出人となる。招待状をいきなり発送するのではなく、事前に電話などで結婚の日程をあらかじめ伝え、出席を確認した上で案内を送る。主賓や媒酌人、上司などにはできれば手渡しするとよい。
招待状のスケジュールは、結婚式の3ヶ月前までには発注または制作を開始し、2ヶ月前には発送、返信ハガキの期日は挙式1ヶ月前が目安。招待状は消印の日付が大安の日になるように、挙式2ヶ月前の大安の午前中に投函するとよいとされている。また、返信はがきの期日は、挙式1ヶ月前の大安にするとよいとされている。
招待状は式場のパッケージプランにも含まれている事も多いが、最近はオリジナルの手作り招待状を作成する人も増えている。毛筆での宛名書きをしてくれる筆耕を頼むこともできる。返信はがきには必ず50円切手を貼って同封する。切手は慶事用の切手を用いることが多く、郵便局で入手できる。
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少人数ウエディング
親族やごく親しい友人だけでの結婚披露宴。少人数ウエディングという場合、40名以下ぐらいの招待客数のウエディングを指すことが多い。新郎新婦とその家族のみの10名以下という場合もある。会社関係の人間を招かないというのは普通の披露宴でも最近よくみられる傾向。
ほとんどのホテルや専門式場では少人数に対応するバンケットを持っており、少人数のウエディングプランが用意されていることが多い。一方、レストランやゲストハウスなどでは、20〜40名くらいだと受け付けてもらえない場合もある。
ゲストとの距離が近く、アットホームな雰囲気で楽しめるのが少人数ウエディングの魅力。新郎新婦がゲスト一人一人を紹介したり、ゲストから一言ずつお祝いメッセージを頂いたり、ケーキカットの後、ゲストにケーキをひと皿ずつサービスして回ったり、シャンパンを注いで回ったりと、ゲストとのコミュニケーションを図りやすいのも少人数ウエディングならでは。ゲスト参加型の演出なども組み込みやすく自由度が高いウェディングスタイルで、個性派のオリジナルウエディングがしたいカップルにおすすめ。
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消費税
サービス料を含めた全項目の総額に5%かかる税金。現在は総額表示になっている。中でも会食に関する項目には、まず10%程度のサービス税が掛かり、さらに消費税が加算されるので注意が必要。特別地方消費税は平成12年3月31日をもって廃止された。
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ジョーゼット
ジョーゼット(georgette)とは、薄く透けてみえる細かい縮緬ジワのある生地。経(タテ)緯(ヨコ)糸ともに強撚糸(強く撚った糸で、撚糸回数2,000回/m以上)を使用して粗く織った生地。細糸2糸を右撚り左撚りと交互にすることによって、生地を縮ませシボ(凹凸感)のある表情がでる。透けていて独特のシャリ感があり、ふんわりとした軟らかく優しい手触りがある。
ジョーゼットは、ドレープや細かいギャザー、プリーツがきれいに出る。シースルーを代表する織物で、その長所である軟らかさやレープ性を生かして、ドレスによく用いられる。他にもスカーフ、ブラウス、ベール、ショールなどに使用されている。また電球の傘の素材としても用いられ、透明感と縮緬の風合いが、光の微妙な表情を映し出し、優雅なイメージを表現できる。ジョーゼットとは「ジョーゼット・クレープ」あるいは「クレープ・ジョーゼット」の略。
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ジョーゼット装飾
新郎新婦が座るメインテーブル・高砂席の後ろに飾る薄くて柔らかい布。カーテンのように天井から吊り下げてドレープを出し、金屏風の代わりに装飾する。最近は金屏風に取って代わってジョーゼットが用いられることが増えている。ジョーゼットはメインテーブルの後ろだけでなく会場内を飾るのにも用いられる。ドレープがきれいに出るのでやわらかい雰囲気になり、ライトに映える。カラーコーディネートにも合わせやすい。金屏風と違って別料金がかかるのが一般的。メインテーブルだけなら2〜5万円程度。
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上用饅頭
上用饅頭(じょうようまんじゅう)とは、お祝い事に紅白饅頭としてよく用いられる和菓子。結納の儀式後の歓談の席で出されたり、挨拶回りの折に配られたり、披露宴の引き菓子として用いられる。紅白の饅頭は花嫁が嫁ぎ先の家風に染まれるように、また、そのまるい形から円満な家庭を築けるようにという願いが込められている。挨拶回りの際は、花嫁の名前を書いた風呂敷や扇子などと一緒に配られ、お世話になった方々へのお礼とこれからのお付き合いをお願いする。
上用饅頭とは、本来は薯蕷饅頭と書く。「薯蕷」(じょうよ)とは山の芋(つくね芋/大和芋)のことで、自然薯(じねんじょ)とも呼ぶ芋。この山の芋をきめの細かくすりおろし、砂糖と上用粉を加えた生地であんを包み蒸しあげたものが薯蕷饅頭。独特のやわらかさと白さがある生地で、シンプルで上品な和菓子。上用粉とは、精白したうるち米を水に浸けた後、粉砕して乾燥させた米粉のこと。米粉は新粉(しんこ)とも呼ばれ、粒子の粗いのが並新粉、細かいのが上新粉、特に細かいのが上用粉と分類される。
昔、和菓子は一般庶民には口にできない高価なもので、貴族など位が上の者しか食べることが出来ませんでした。そのため上に用いる饅頭ということで上用饅頭とつけられたのが由来。薯蕷饅頭は、殿様に献上する和菓子として用いられた歴史ある上品な和菓子の代表。今ではお祝い事には欠かせない和菓子で、入学式や運動会などでも配られる。
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ショールカラー
ショールカラー(shawl collar)とは、へちま状に外縁がやや丸みがあり細長く折り返っている曲線的な一枚襟のこと。ガウンの襟のように、肩掛けを羽織ったようなデザイン。別名、へちま襟、へちまカラーとも呼ばれる。タキシードに多く使われる襟型で、襟の下が丸くなっているものをショールカラーと呼び、襟の先がとがっているものをピークラペルと呼ぶ。タキシードが誕生した当時はショールカラーのデザインだった。
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食事会
両家の家族が会して食事をすること。会食ともいう。仲人を立てず、結納をしない場合、両家の家族の顔合わせだけを行う際に開かれる会食のこと。結納品や結納金のやり取りを簡略化した「略式結納」でも用いられる。場所はホテルや結婚式場、レストランなどで行われる。また、挙式や披露宴を行わないカップルが、入籍の前後に両家の家族の顔合わせと親睦を目的として行う場合もある。ホテル・式場には食事会用のパッケージプランが用意されているところもある。
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ショルダー
宝石をのせる台である石座と、アームを繋げる部分をショルダー(肩)といい、宝石のすぐ脇の部分。アームはリングの留め金や指を通す金属の輪の部分のこと。リングの印象はアーム・石座・ショルダーの太さや描くライン、バランスによって大きく変化する。
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白木の献上台
白木の献上台とは、結納品を載せて納められる足付きの台のこと。献上台とは贈呈(献上)する品物を載せる台。献上台を用いるのは、品物を直接持って手渡すより、品物をお盆に載せてお盆ごと手渡すようにする方が丁寧な方法と考えられているため。よって、結納品を台ごと全て献上する意味があり、献上台で納められた際は献上台を返す必要はない。
結納品は関東では一つの白木の献上台に全てを載せ、関西ではそれぞれ個別の台に載せる習慣になっており、飾る結納品とセットで購入する。また、足がなく盆として使う白木の献上台のことを片木台(ヘギ台)と呼び、目録や親族書などを贈呈するときに用いられる。
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資料請求
会場やウェディングアイテムの資料を請求すること。インターネットや雑誌の資料請求はがきでまとめて請求できる。ブライダルフェアの予約も可能。見積もりの割引があることも。会場を決める際に事前に資料を請求し、比較検討してから下見に訪れるとよい。
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シルク
絹(きぬ:silk)は、蚕の繭からとった天然の繊維。独特の美しい光沢があり、古来より珍重されてきた高級素材。色合いはオフホワイト。絹の糸を生糸(きいと)ともいう。利点は、軽い・柔らかい・吸湿性が良い・染色性が良い。欠点は、家庭での洗濯が困難・汗によりしみになりやすい・変色しやすい・虫に食われやすい・日光で黄変する。シルクの糸を使ったサテン地のことはシルクサテンと呼ぶ。絹の布をこすりあわせると『キュッキュッ』を音がする。これを絹鳴りという。
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シルバーコイン
花嫁の左の靴にシルバーコインを入れておくと、金運や豊かな未来が約束されるというおまじない。イギリスではシルバーコインが金運につながるというのが由来で、6ペンスのコインが用いられる。しかしこの6ペンスコインは、1967年に造幣を終了している為、現在は古銭を入手するか、同じ銀色のコインで代用する。
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ジレ
ジレ(gilet)とは、フランス・イタリア語でベスト(Vest)のこと。チョッキとも言う。丈の短い袖無し装飾上着で、胸の部分(ボザム)をさかんに飾り、重ね着したときにそれを見せる。フォーマルでドレスに羽織る豪華で華美なものから日常着までを指す。18世紀フランス、ロココスタイルのジレは、前身頃には上着(アビ)やキュロット(膝丈のパンツ)と同じ絹などの豪華な生地を用いるが、後身頃は裏地で作られている。
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白無垢
白無垢 (しろむく)とは、神前挙式の場合に着る白い花嫁衣裳。打掛、掛下(打掛の下に着る着物)、帯、足袋、小物など、全てを白一色で揃える。 角隠しまたは綿帽子を被る。白無垢は挙式に着用し、披露宴では色打掛けに掛け替える。「嫁ぎ先の家風に染まる」という意味合いを持つ。
白無垢とは武家(侍)の家に嫁ぐ花嫁の衣裳。古来日本では、白は太陽の光の色と考えられ、神聖な色とされており、平安朝以来、花嫁衣裳に純白が貴ばれるようになる。室町時代に、足利幕府により礼道教育が始まり、小笠原流、伊勢流などの礼道が確立し、婚礼の法式や衣裳が定められる。幸菱文様(さいわいびしもんよう・小花で型どった菱形の幾何学的な文様)の表着に白打掛が着用され、これが白無垢の起源となる。また、婦人は外出の際に小袖を頭から被く(かづく)ようになり、この習慣が婚礼のしきたりにも定められ、白の小袖を被くようになる。これが次第に江戸時代の綿帽子、今の角隠しへと変容していく。
準礼装
巡礼層は正礼装の次に格式が高い服装で、パーティや式典などに幅広く着用される。準礼装は20世紀になって確立された、通常のスーツよりも格式のあるワンランク上の服装。準礼装のことをセミフォーマル(semi-formal)という。男性の準礼装は昼はディレクターズスーツ、夜はタキシードになる。女性の準礼装は昼はアフタヌーンドレス、夜はカクテルドレスを着用する。
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神官
神官(しんかん・かみづかさ)とは、神前式を司る人。
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シングルカフス
シングルカフス(single cuffs)は、カフスリンク用のホールが付いておらず、初めから片方にボタンが付いていて留めるスタイルの袖口。フォーマルな席では、固く糊付けされたシングルカフスがより正式とされている。バレルカフス(barrel cuffs)ともいう。
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進行表
披露宴の流れを表したもの。時間刻みでタイムテーブルを組んだ進行表を元に披露宴を進めていく。披露宴の時間内で収まるように詰めて事前に内容を検討する。挙式の進行を定めたものは式次第という。
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身上書
身上書とは、結婚を前提とした交際をするときに、相手方に渡す履歴書のようなもの。内容は履歴書に記載する項目に家族の状況を記したもの。特に決まったパターンは無い。家族書・親族書がやや事務的なのに対し、身上書は家族の現在の状況を文につづる。白無地の上質紙にボールペンや万年筆書きで良い。釣書に封入し、仲人を介して先方に渡す。見合いの際に相手に渡す「釣書き」も身上書の一種。
身上書に書く内容は、氏名・生年月日・本籍・現住所・学歴・職歴・身長・体重・趣味・特技・資格、家族の氏名・生年月日・職業・学歴・両親の出身地など。身長・体重・特技・資格・家族の学歴、出身地などは書かれていない場合もある。
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神前式
神前(神社)で行う挙式スタイルのこと。神社のほか、ホテル・式場に設けられた神殿で行われる。式に参列できるのは親族だけなのが一般的だが、友人が列席できるところもある。神前で杯を交わし、結婚を誓い、結婚を先祖の神々に報告する。雅楽の演奏や舞が入るところもある。
今日のような神前式の始まりは、明治33年に大正天皇のご成婚を記念して日比谷大神宮(現大東京神宮)で行った結婚式が始まりと言われ、実は歴史は浅い。元々は古く室町時代の武家の結婚式が起源とされる。古来結婚の儀式は、各家の床の間に祀られた神様の前で行われ、夫婦の契りを結び固めた。明治時代以降は、結婚式は床の間での儀式から、神社での神前式へと姿を移して行く。神前式の神様は、一般的なのは夫婦円満の神様で、天照大神(あまてらすおおみのかみ)の親とされている伊弉諾(イザナギ)・伊弉冉(イザナミ)二柱の神様が祀られる。
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人前式
人前式とは、宗教色のない挙式スタイル。結婚の誓いを宗教に関係なく、両親・親戚・友人・知人などの前で永遠の愛を誓い、列席者全員が立会人・証人となる。牧師や司祭、神主に代わり、列席者の中から立会人代表を立て挙式の進行を務める。披露宴の司会者に合わせて頼む場合もある。
特に決められた儀式も式次第もないスタイルで、進行や誓いの言葉などすべてが自由なことから、オリジナルウエディングをしたいカップルに最近人気の挙式スタイル。シチュエーションにとらわれないため、レストランウェディングでよく用いられる。また、船上やテーマパークなど自由なスタイルで行うことも出来る。挙式料金を抑えられるのも魅力。
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人造石
人造石とは人工生産物の一種。同じ組成と構造が天然には存在しないもので、一定の化学特性、物理特性、内部構造を有し、人工的に生産された物質のことをいう。ダイヤモンドに類似している人造石の代表が、キュ−ビック・ジルコニア(Cubic Zirconia)で頭文字を取って「CZ」などと呼ばれる場合もある。一方、天然宝石と基本的に同じ組成と構造の人工宝石材を合成石と呼び、スピネル、エメラルド、ルビー、サファイア、オパールなどの合成石がある。
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親族杯の儀
親族杯の儀(しんぞくさかずきのぎ)とは、神前挙式の儀式のひとつ。両家の家族が親族となった誓いの杯を交わす儀式。親族固めの杯ともいう。巫女が両家の上座のから順にお神酒を注いで回り、両家列席者全員の前の杯にお神酒が注がれたところで、列席者一同起立し、巫女の合図で一斉に杯を三口で飲み干す。これで両家が親族として固まったことを意味する。親族杯の儀の後、斎主祝辞、斎主による儀式終了の挨拶をして神前式は終了する。その後、先導に従って新郎・新婦、媒酌人が退場し、続いて列席者一同揃って起立し、神前に一礼して退場する。
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親族書
親族書とは、生存している3親等内の親族の名前・続柄・年齢・住所・職業などを記した書類のこと。結納の際に家族書と親族書を両家で交換するが、最近は親族書は省略する場合もある。本人から2親等までの親族は家族書に記し、具体的な続柄でいえば、「祖父・祖母・父・母・兄・姉・弟・妹・本人」は家族書になる。
その昔は、親族一同が結婚に賛成しているという証書の代わりにしてが、近年では家族・親族の紹介をしあう意味合いが強い。両親の兄は伯父、姉は伯母、弟は叔父、妹は叔母と記す。
家族書・親族書は奉書を奉書紙に墨で書くのが正式だが、白い便箋にペン書きでも構わない。奉書紙の場合は、横長に二つ折りにし、折り目を下にして墨書きし、左、右の順に三つ折りにして上包みをかける。ペン書きの場合は、下から三つ折りにして白い長封筒に入れる。表書きは「家族書」「親族書」と記す。
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親族紹介
親族紹介とは、両家の親族が一同に介して、お互いに紹介しあうこと。親族の中には結婚式の当日初めて顔を合わせる方もいるため互いに紹介しあい、今後の親戚付き合いの挨拶とする。一般的には挙式前に行われる。最初は両家別々の親族控え室を、親族紹介の時に仕切り壁を取り外して対面させる。式中や親族集合写真の際に行われる場合もある。媒酌人や新郎新婦の父、もしくは親族の代表が司会進行し全員を紹介するが、自己紹介のかたちをとることもある。
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親族集合写真
新郎新婦と両親、両家の親族が集まって写真を撮ること。中版カメラで撮影し、基本的に撮影したネガ・ポジフイルムを貰うことはできず、追加の焼き増しには別途料金がかかる。一般的に、スタジオ(写真室・写場という)で撮るが、ガーデンやアトリウム、チャペルの前などの屋外で撮影する場合もある。ホテルや式場のパックプランを利用する場合には、写真代の中に含まれていることも多い。
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神父
カトリックのキリスト教聖職者の呼称。カトリックの教会式結婚式を執り行う司式者。正式には司祭という。プロテスタントの場合は牧師と呼ばれる。カトリックの方が戒律が厳しく儀式を重んじる傾向にあり、事前に結婚講座を受けたり礼拝に参加する必要があることが多い。
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新郎謝辞
披露宴の最後に新郎が列席者に挨拶をすること。以前は両家代表謝辞として、新郎の父親がお礼の挨拶をするものだったが、最近は新郎謝辞も一緒に行うことが一般的になっており、自分の言葉でお礼や新生活への決意を述べたいと願う新郎が増えてきている。披露宴の招待状も両家の親名義よりも新郎新婦名義で差し出される傾向にある。
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シンメトリー(ドレス)
左右対称な形状のドレスをシンメトリードレスという。ダイナミックな美しさがあり、ソフトな優美な印象。シンメトリー(symmetry)とは、左右対称な形のこと。左右対称で安定感のあるデザイン。左右非対称な形をンシンメトリーという。
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シンメトリー(ダイヤモンド)
シンメトリー(symmetry)とは、ダイヤモンドの4Cの一つのカットを決める仕上げ(フィニッシュ)の評価のひとつで対称性のこと。シンメトリーとは左右対称な形の意味。各研磨面の対称性の高度(8回対称)により、輝きを各部分からの輝きを均等に引き出すことができる。
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