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ゲストブック
結婚式・披露宴に来て頂いた人々に名前を書いてもらう芳名帳(芳名帖)のこと。受付に置いてゲストに名前や住所を書いてもらう。招待客にカードを配り、連絡先とメッセージを書き込んでもらって後で回収するケースもある。普通は、新郎側用と新婦側用の2冊用意する。また、記入用の筆ペンやサインペンなどは、会場で貸してもらえず自分たちで数本用意する必要がある。最近は洋風のゲストブックも増え、それに合わせてペンやペンスタンドまでコーディネートするこだわりカップルも増えている。また、無地のぬいぐるみの体にサインして貰うこともある。
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月下氷人
月下氷人(げっかひょうじん)とは、仲人、媒酌人のこと。故事の「月下老人」と「氷人」との合成語。
月下老人とは、唐の韋国(いこ)が旅先で、袋に寄り掛かり月の下で書を調べている老人に出会い、「袋の中にある赤い綱で男女の足をつなげば夫婦の縁が結ばれる。」と言われた故事。「結婚する運命の男女は小指を赤い糸で結ばれている」という伝説の由来ともされる。
氷人とは、晋の令孤策(れいこさく)が見た夢の話から来た言葉。令孤策は夢の中で、月の光る氷の上に立っていると、氷の下に人がいて、その人と話をした。策耽(さくたん)という占い師に夢の話をして占ってもらったところ、氷下は陰(女)、氷上は陽(男)、陰と陽が話し合ったのだから、あなたは結婚の仲立ちをするだろうと予言された。その翌日に土地の有力者から「息子の結婚の仲立ちをしてほしい」という依頼を受けた。結果、その結婚はうまくいった、という故事が由来。
この二つの故事から月下老も氷上人も共に縁結びの神様とされている。二つを合わせて月下氷人と言い、仲人の雅語として用いられている。
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結婚記念日
結婚記念日とは、結婚1年目から60年目(または75年目)にお祝いする欧米の習慣。結婚20年目までは毎年、それ以降は5年毎の結婚記念日に名称が付けられている。名称は国や地域で異なるが、共通して柔らかい物から硬い物・価値ある物へ移っていく。これは夫婦の関係が堅固で尊いものになっていくことを象徴している。その名称にちなんだ贈り物を夫から妻へ贈り祝う。
日本では夫婦よりも家同士の絆を重んじる傾向にあったため、結婚記念日を祝う習慣は無かった。結婚記念日の発祥はイギリスとされ、昔は結婚5・15・25・50・60年目の5回だけのお祝いだったが、アメリカに渡り回数が増え、その後日本にも伝わった。中でも、結婚25年目の銀婚式と、50年目の金婚式を祝う習慣は日本でも定着している。日本における結婚記念日の始まりは、明治27年に明治天皇が銀婚式「大婚25年祝典」を催したこととされる。その後、一般にも次第に広まっていった。


結婚誓約書
→結婚証明書
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結婚報告ハガキ
友人や知人、親戚などに、ふたりの結婚の報告と共に新居案内を兼ねて出すハガキを言う。結婚式に出席しなかった人向けに出すのはもちろんのこと、結婚式のゲスト宛てに記念写真としてお礼の一言を添えて出す場合もある。結婚式で撮影した写真を利用してデザインしてくれる製作会社に依頼する人も多いし、手作り派も多い。結婚報告ハガキは出来れば結婚式後1ヶ月以内には出すのが礼儀。また、年賀状や暑中見舞いのハガキと兼用してもいい。切手代も含めるとかなりの金額になるので事前に予算を組んでおくとよい。
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結婚指輪
結婚後に新郎新婦がはめる指輪のこと。挙式の結婚誓約後に指輪を交換する。日本では結婚指輪をマリッジリング(marriage ring)と呼ぶが、本来はウエディングリング(wedding ring)、またはウエディングバンド(wedding band)が正しい。結婚指輪のデザインは常に身に着けているものなので、甲丸リングや平打リングをベースにアレンジしたシンプルで飽きのこないデザインが主流。一説によると、1554年、イギリスのメアリー女王とスペインのフェリペ2世の結婚に際に、甲丸指輪を用いたのが起源とされている。
結婚指輪は古代ローマ時代より取り交わされるようになる。初め素材は鉄だったが、ローマ時代後期には金へと変わっていく。現代でも欧米では金のマリッジリングの主流。日本では圧倒的にプラチナの人気が高い。
左手の薬指にはめる由来は幾つかの説がある。一つは左手薬指の血管が直接心臓と繋がっているいう古代エジプトの言い伝えから来ているという説。また、11世紀頃、教会が結婚指輪に祝福を与えるようになり、同時に結婚指輪を左手の薬指にはめる習慣が生まれたとされる説もある。西洋では指輪をはめる指によって意味を持たせる慣習があり、左手は「服従と信頼」を表し、薬指は「愛情」の印とされている。そこで薬指にはめる習慣が始まったとされる。継ぎ目のない「輪」は、永遠不滅の愛を象徴し、 結婚指輪には「誠実・貞節」の意味がある。これは配偶者への永遠の愛・誠実・貞節を約束すると同時に、神様に対しても永遠の愛・誠実・貞節を誓うことを意味している。
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ケミカル・レース
ケミカルレース(chemical lace)とは、化学処理により立体感のある複雑な模様を浮き出させたレースのこと。以前は、綿布に刺繍を施し化学薬品で綿布を溶かして作っていたため、ケミカル(化学的)という名前の由来になった。現在では、水溶性の糸で織られた下生地に刺繍を施し、お湯で基礎となる縫い生地だけを溶かして、刺繍糸だけのレースに仕上げる機械レースである。海外では、ギュピールレースやギューパーレースとも呼ばれている。ケミカルレースは、安価で、他のレースと異な1つずつカットできるところから、洋服の襟などに、ワンポイント的に使ったり、カットして縁飾りなどに用いたりする。ウェディングドレスをはじめ、小物やインテリアなどにも多用途に用いられている。
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弦楽四重奏
弦楽四重奏とは、4種類の弦楽器を使って演奏する音楽。ヴァイオリン属4本の楽器からなる合奏形態を指す。主に第1ヴァイオリン・第2ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロの4本によって構成される。弦楽四重奏曲は一般に、複数の楽章から成り、多くは交響曲やソナタと同様、急-緩-舞-急の4楽章から成っていて、第1楽章がソナタ形式となっている。弦楽五重奏は、通常の弦楽四重奏にさらに、ヴィオラをもう1本増やした編成と、チェロをもう1本増やした編成の2種類がある。まれにコントラバスを加えた編成もある。生演奏の中でも料金は割高だが、格調高いエレガントな雰囲気が演出できる。
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献金
一般の教会での挙式料のこと。挙式を事業として行っていない教会の場合、挙式料は献金として寄付をする形式をとる。牧師(神父)・演奏者・聖歌隊への謝礼、施設使用料、祭壇装花代、装飾代などの実費に、謝礼を含めた額を寄付する。寄付名目なので金額は気持ち次第だが、目安が分からない場合は、教会に事前に相談した方がよい。ホテルや式場などでの挙式料金は10〜20万円程度。神社の時は「初穂料」、お寺では「御法礼」とする。
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現地パーティ
海外挙式先で行うパーティのこと。海外挙式に同行してくれた親族や友人と、挙式後に宴席を設ける。披露宴よりもカジュアルなパーティ。有名レストランや邸宅の庭などを借り切ったり、船上パーティなど、海外ならではのパーティも可能。海外挙式プロデュース会社にて各種プランが用意されており、現地に詳しいスタッフが様々なシチュエーションを手配してくれる。

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